新型ハイラックス「スピーカー交換」

HILUX

最終更新:2020年01月01日/レイアウト見直し
記事作成:2019年10月15日


ケンウッド(KENWOOD) 17cmセパレートカスタムフィット・スピーカー KFC-XS1703

純正のスピーカーに満足できず、社外品のスピーカーに交換しました。低音の厚みが増したことと、音量を上げたときの音割れがなくなりました。

ハイラックスに取付した他のカー用品は、以下の記事にまとめています。

1. 取付手順

1.1 純正スピーカー取り外し

手順は他のトヨタ車と同じになりますが、配線の接続方法が車種別で異なるみたいです。
(1) ツイーターパネル 取り外し…Zグレードのみ
(2) ドアハンドル部の隠しネジ 取り外し
(3) 肘掛 取り外し
(4) パワーウインドウスイッチ 取り外し
(5) ドアハンドルワイヤー取り外し

ツイーターパネルと4Pコネクタを取り外します。4Pコネクタから配線の分岐が必要になるため、変換コネクタもしくは配線加工が必要になります。

ドアロックノブおよびドアハンドル根本部分の隙間から内張外しなどを使って、ネジを隠しているパネルを取り外します。

肘掛けは上に引っ張り上げてると爪が簡単に外れます。脱落防止のクリップがあるため、根本部分を内張外しなどで押してやると完全に取り外すことができます。取り外した後にボルトが2箇所あるので取り外します。

パワーウインドウスイッチを取り外します。こちらも肘掛け同様に上に引っ張り上げると外すことができます。ミラー調整用とパワーウインドウ用のコネクタがそれぞれ接続されているので忘れずに取り外します。

内張りはクリップだけで固定されているので、下の隙間から指を突っ込んで外していきます。写真のNo.5, 6, 7 のクリップはスペースが狭く外し難かったため、内張外しを使ってクリップを取り除きました。
クリップを取り外した後は、内張の樹脂部品ごと上へ持ち上げることで、サイドガラスとドアの板金に押し込まれている部分を取り外すことができます。

最後にドアハンドルのワイヤーを取り外すことで内張を外すことができます。

純正スピーカーは板金とリベットで固定されています。私はニッパーを使ってリベットを削りながら取り外しました。無理な力を入れてリベットを取り外そうとすると、ドア側の穴が変形するので、地道に作業した方がいいです。
社外品のスピーカーと比較すると造りが非常に安っぽいですが、これでもそれなりの音質が出せていたのは驚きです。

1.2 社外スピーカー取付

ツイーター部の4Pコネクタから、図のように市販の変換コネクタを使用して接続しました。TW側のコネクタ (AH-37) の端子配列は車種ごとに異なります。
ハイラックスの場合は、左右のドアで配線の色が異なりますが、どちらも同じ並びで取り付けました。私が聞く限りでは、左右のスピーカーの音に違和感がないため、上記接続で良しとしております。

ツイーターは純正品と同じ位置に取付できます。ウーハー用の取付ブラケットが付属されていなかったので、市販のバッフルボードを利用して取り付けます。
メーカー違いのバッフルボードでしたが、下穴もそのまま利用でき、問題なくウーハーを取り付けることができました。


ニトムズ 住宅用気密エプトシーラー 厚み10mm×幅10mm×長さ5m G0091

バッフルボードとドアパネル(板金)の間には防振のためにエプトシーラーを貼り付けてのみとして、デッドニングなどの音質改善処置はしませんでした。

コネクタ部に、クッションテープを貼り付けて走行時の打音が発生しないようにします。

分解と逆の手順で内装部品を部品を取り付けて完了です。

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