新型ハイラックス「レインクリアリングブルーミラー 取付」

HILUX

記事作成:2020年05月07日


TOYOTA【トヨタ】HARRIER【ハリアー】 レインクリアリングブルーミラー ZSU60 ZSU65 ASU60 ASU65 純正用品[08643-48080]

助手席側の後方下部の視界向上と見た目がハイラックのボデーカラーに似合いそうだったので、ドアミラーの鏡を純正オプションのレインクリアリングブルーミラーに変更しました。
レインクリアリングブルーミラーは、大きく分けると”ノア系/ハリアー”と”RAV4”に分別されますが、視界向上が主目的だったので、前者の寒冷地仕様(品番:08643-48080)を取り付けました。(値段も少し安いです)

トヨタ純正オプション部品ですが、ハイラックスへの適合品ではないので、取付は自己責任でよろしくお願いします。(詳細は後述 “1.1純正品との比較” を参照)

ハイラックスに取付した他のカー用品は、以下の記事にまとめています。

1. 取付

1.1 純正品との比較

ミラー 表面側

助手席側のミラーを純正品と比較すると下側3分の1の鏡面曲率が小さくなっており、これにより運転席から見た時の(後方下部)視界が広くなります。

模式図で示すとオレンジ色に塗りつぶしたエリアが新たに見えるようになります。

ミラー 裏面側

ドアミラーの鏡は、筐体側のお椀形状の部品と爪4か所で固定されています。純正品と比較すると爪の位置や形状は同じなので取付自体はできそうです。
しかし、純正品と明らかな違いが数点ありましたので、参考情報と注意点として載せます。

どちらも中心部付近に位置決めピンのような円柱状の突起がありますが、純正品と比較すると位置関係が違います。

相手側のお椀部品に突起形状を差し込む穴が設定されており、突起を鍵状にしていることから、このままでは干渉して組付けできません。

ヒーターの印字パターンも純正品と異なります。

レインクリアリングブルーミラーのヒーター端子部には、”CW” という表記があります。

鏡のヒーターは電気を通電して発熱させています。純正品と回路が異なることから、しばらく使っていると、デフォッガーのヒューズが飛ぶなどの不具合が出てくるかもしれません。(何かありましたらまた情報更新します)

レインクリアリングブルーミラー側には、鏡面外側に金属のクリップが取り付けられています。取り外しも可能ですが、相手側への干渉もなさそうでしたのでそのままにしました。

どうやらこの金属のクリップは、相手側部品(ドアミラー筐体)と接触設計となっており、鏡面を作動させると擦れ音がします。取付要領に特に記載なかったですが、気になる人はグリースなどを塗った方がいいかもしれません。

1.2 取付加工

突起部が干渉しているので、ニッパーとカッターナイフを使って切り落としました。
使用されている材料もPPなので、簡単に加工することができました。

付属されている取付要領書の手順に従ってミラーを交換します。
ヒーターの端子が硬くて外れにくいので、プライヤーを使ってゆっくりと引っ張りました。

2. 視界比較

助手席側の視界を比較してみると、フロントのドアハンドルが全て見えるようになっており、レインクリアリングブルーミラーの方が広い範囲が見えるようになっていることが分かります。
ただ、下側に向かうほど曲率が小さくなるため、他の部位と比較して像の歪みが目立つようになります。慣れるまでに少し時間が必要です。

青色に着色されているミラーですが、想像していたよりも夜間の視認性も悪くはないです。

3. 参考情報

この部分的に曲率が違う機能は、ノア系の商品説明のHPで紹介されており便利そうだったので、ハイラックスにも取り付けたのですが、どうやら最新モデルでは全モデルで廃止されたみたいですね。
(カタログから、アスフェリカルミラーの表記が削除されている)
また、同じレインクリアリングブルーミラーでもRAV4用のものには、アスフェリカルミラーが設定されていないので、いずれノア用のレインクリアリングブルーミラーも廃止されるかもしれないですね。

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