車載動画 撮影方法

HILUX

ドライブの思い出残しとして、車載動画をよく撮影します。
より良い撮影環境を得るため、何度か試行錯誤を繰り返してきたので記事にまとめました。

1. 撮影機材

SONYのDSC-RX100M5 (コンデジ) を利用しています。


ソニー コンパクトデジタルカメラ サイバーショット Cyber-shot DSC-RX100M5A

2016年に登場したモデルですが、最新のスマートフォンやアクションカメラよりも夜景を綺麗に撮影できるので気に入っています。(現在は改良版のRX100M5Aがあります)
4K 60fps撮影できるコンパクトデジカメが登場するまでは使い続けようと考えています。

2. 固定方法

2.1 吸盤マウント フロントガラス固定

△1更新:2021年11月28日

動画撮影後の編集(映像の上下反転)を不要にするため、「吸盤マウント」と「エツミのスライディングプレート」を組み合わせて、フロントガラスにカメラを固定します。


デルキン Fat Gecko GoProミニマウント 吸盤式カメラマウント GoProアダプタ付 DDFG-MINI-GP

ETSUMI スライディングプレート E-6081

衝突軽減ブレーキ用カメラの下に配置することで、直射日光が当たるのを防ぎます。

この位置であれば、エアコンの冷風も当たるので、撮影時のデジカメの発熱を抑えることができます。(冷却なし状態では、カメラの温度上昇により30分以内に撮影が強制終了します)

2.2 自由雲台 ダッシュボード固定 (過去の構成)

更新△1:2021年11月28日
自由雲台を取り付けた場所が、カメラの前後方向の揺れに弱かったため、取付場所と方法を見直しました。 [2.1 吸盤マウント フロントガラス固定 ] 参照

三脚用の自由雲台にクイックシューを取り付けて撮影しています。
ダッシュボードへは、自由雲台の底面に外装部品用の両面テープを貼り付けて固定しています。


HAKUBA 自由雲台 BH-1 小型 高精度 日本製 ボールヘッド雲台 BH-1

HAKUBA 三脚アクセサリー クイックシューIII S HQS3-S

両面テープで固定しているため、平坦かつ剛性がある場所として、上記写真の位置に取り付けています。

2.1.1 発熱対策

DSC-RX100M5は、夏場や長時間録画をしていると、カメラ本体の温度が上がりすぎて自動的に電源が落ちてしまいます。

写真のようにエアコンの風向きを上側にすることで、カメラ本体を冷却するようにしています。カメラのマイクに直接風を当てているわけではないので、最大風量でなければ風切音を拾うことはありません。

2.3 吸盤マウント ダッシュボード固定 (過去の構成)

以前までは吸盤マウント (Fat Gekko) を利用していました。
吸盤マウント本体の性能は文句なかったのですが、ゲル状の吸盤ではないので、ダッシュボードなどの固定には別部品 (吸盤ベース) が必要でした。


デルキン Fat Gecko GoProミニマウント 吸盤式カメラマウント GoProアダプタ付 DDFG-MINI-GP

槌屋ヤック オーディオパーツ 貼付ベース丸 大 VP-98

吸盤ベースは、ポータブルナビやスマートフォン向けの商品のため、カメラ撮影時には剛性不足による映像ブレが酷かったので、少しだけ手を加えて使用していました。

2.2.1 振動対策

吸盤ベースのプラスチックの部品と両面テープの隙間に、エプトシーラーやゴムシートなどのクッション材を入れて防振対策をして撮影していましたが、ある程度軽減されただけで根本的な解決にはなりませんでした。

マウントを取り付けていないときの吸盤ベースが目立つこともあり、ハイラックスに乗り換えたタイミングで、吸盤マウントでの撮影方法は廃止しました。

3. 比較動画

更新△2:2021年12月13日
比較動画「3.1 吸盤マウント フロントガラス固定 の場合 」を追加しました。

3.1 吸盤マウント フロントガラス固定 の場合

同じ場所 (せせらぎ街道) を 同じ速度 (50km/h) で走行したときの画面の揺れを比較した動画になります。
左側:FatGecko+スライディングプレート(ハイラックス)
右側:自由雲台(ハイラックス)

3.1 吸盤マウント フロントガラス固定 の場合

同じ場所 (東海北陸道) を 同じ速度 (80km/h) で走行したときの画面の揺れを比較した動画になります。
左側:自由雲台 (ハイラックスに取付)
右側:吸盤マウント (カローラルミオンに取付)

ハイラックスの方が走行時の揺れ自体は大きいのですが、カメラの固定方法の違いから、撮影時のブレがほとんど発生していません。

DSC-RX100M5はそこまで強力な手振れ補正は付いていないので、アクションカメラや一眼レフで撮影すれば振動は限りなくゼロになりそうです。

コメント

  1. […] トの組合せにて、走行時の映像ブレが発生しなくなりました。 左側:FatGecko+スライディングプレート(ハイラックス) 右側:自由雲台(ハイラックス) 【参考HP】https://taks1986.com/200615/ […]

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