記事作成:2019年1月25日
1. はじめに
大学生の時に購入したオートバイ ST250 ですが、社会人になってからは1年に1回以下の頻度でしか乗らなくなってしまいました。250ccの軽二輪ということで維持費はほとんど掛からなかったのですが、このまま乗らない状態が続いて朽ち果てていくのも悲しいので思い切って売却しました。
完全に個人的な記録になってしまいますが、2006年7月7日から2018年11月25日まで 12年間の記録をまとめていきたいと思います。
2. ST250購入のきっかけ
オートバイというものに目覚めたのは、自動車学校の原付教習でした。自動車免許取得後すぐにYB-1というヤマハのMTタイプの原付を購入しました。50ccのバイクで北海道ツーリングはきつかったため、2年ほど保有して売却してしまいました。写真が残っていないため、ヤマハのリンクを掲載しておきます。
YB-1を購入後の翌年にすぐに自動二輪の免許を取得しました。もともとオールドルックなスタイルのバイクが好きだったので、ステップアップしてもオールドルックなバイクを買おうと考えていました。
250ccのオールドルックなバイクといえばエストレアが代表的ですが、他人と被るのが嫌だったこととSカスタムという限定モデルに一目惚れしたことがST250との出会いでした。
Sカスタムは前年のモデルでしたが、バイク屋に全国の在庫を探してもらったところ新車のSカスタムがあるということで、陸送費用も気にしないまま即決しました。学生でお金がなかったことや任意保険が高すぎて一括で買うことができず、ローンを組んで総額45万円程度だったと記憶しています。
ST250は乗り出し30万円を切るバイクと言われていましたが、高額な買い物になりました。
3. 初(プチ)ツーリング
冨里湖キャンプ場 2006年7月16日(日)
購入して2週間弱で500kmを超えたことでST250で初めてのツーリングに行きました。近くのキャンプ場までの20km弱の道のりでしたが、トンネルの中が寒かったことなど今でも鮮明に覚えています。
タコメーターを買えるお金がなかったので、速度計のところに各ギアの変速ポイントをマーキングしていました。
4. 初ツーリング
屈斜路湖・摩周湖 2006年7月28日(金)
NHKの番組で見た 世界で2番目に透明度の高い湖というフレーズが気になっていきました。
真夏でも予想以上に寒かったことや、風の抵抗で身体が疲れそうだったので、すぐに風防を買っています。
5. 長距離ツーリング
この辺りから長距離を走ることが楽しくなり、少しずつツーリング距離が伸びていきました。大学も休みに入ったことで、毎週のようにツーリングに行きました。全てを紹介すると膨大な量になってしまうため、代表的なツーリングだけ紹介します。
5.1 知床ツーリング 2006年8月5日(土)
5.2 十勝平野ツーリング 2006年8月13日(日)
5.3 阿寒湖ツーリング 2006年10月29日 (日)
5.4 美幌峠 2007年04月19日 (木)
5.5 大雪山 2007年6月13日 (水)
5.6 富良野・美瑛ツーリング 2007年07月29日 (日)
5.7 東日本縦断ツーリング 2007年08月11日 (土)
事故渋滞による大幅遅延や出先で見つけた24時間営業の銭湯で仮眠を取りながら、下道のみで実家のある愛知県まで帰りました。トラブル続きで予定が狂いすぎてしまったので、新潟県以降は写真を撮る余裕がなくなり、上越市を過ぎたあたりからは無言でひたすら走っていました。深夜に長野県の駒ケ根市あたりまで家族に迎えに来てもらって車中泊しました。
5.8 奥三河 ツーリング 2008年05月03日 (土)
贅沢な悩みですが、北海道ツーリングをしすぎて行くところが無くなってしまったため、思考を変えて実家周辺をツーリングするようになりました。広大は北海道もいいですが、少し走ると景色が変わる本州も良いですね。
5.9 ルクシ峠 ツーリング 2009年05月02日 (土)
新佐呂間トンネルが開通してことで、廃道になったルクシ峠とサロマトンネルに行きました。
サロマトンネルは封鎖されることなく侵入できる状態になっていました。
ルクシ峠は、ホタテ漁のアルバイトに行くときによく通っていた道ですが、不思議なことに、道路って使われなくなるとすぐに荒れるものなんですね。
6. ST250 売却
2010年以降は、大学の研究室がそれなりに忙しかったことや、交友関係が変化したことで、ST250は生活の足程度にしか乗らなくなってしまいました。
社会人になってからは、生活の足が自動車に置き換わり、ST250にはほとんど乗らなくなってしまいました。消耗品の交換などで車庫保管してきましたが、上記にも書きましたが、朽ち果てることが最も悲しいと思ったので売却しました。
売却前は、洗車することくらいしかできませんでしたが、本当に楽しい思い出を作ってくれた良いバイクでした。
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